最近読んだ本たち

　

「心霊探偵　八雲シリーズ」神永学著
生まれたときから赤い瞳を持ち
普通の人には見えないものが見える大学生の八雲が数々の事件を解明する




「タイムラッシュ」神永学著
こちらの省吾は、ホントの探偵
夢で死を予見してしまう少女の依頼をうけ、「予見された死」を変える為の無謀な戦いをはじめるのだが。。。
意外な展開が面白かった




「Ｈは人のためならず」後藤みわこ著
「Ｈ」とは奉仕活動のことですヨ！
舞台は名古屋！（作者さんが名古屋出身だからでしょうね）
奉仕活動部に入部した私立高校の新一年生たちの学園ドラマ
ボランティアに精を出すうちに　ある事件に巻き込まれ。。。
うーん・・・アタシの高校時代は長閑だったなぁ。。。なんて思いながら読んでおりました＾＾



　

「英雄の書」宮部みゆき著
宮部さんの最新作
事件を犯してしまった兄を助けようと物語の世界へと入ってゆく友理子のお話
ファンタジー冒険小説です
最初はとっつきにくい作品でした
が、風景が頭に浮かびだしてからは　かなりスムーズに読めました
内容的にはヤングアダルトですね
映画化されても、面白い作品だと思います





「クロスファイア」宮部みゆき著
「あたしは装填された銃だ・・・。」念力放火能力を持つ超能力者・青木淳子はその力と正義感から犯人を処刑していく。。。
超能力を持つということは幸せなのか不幸なのか？
悲しい結末でした
コレは以前映画化されてるようです（見てないですが・・・）




「食堂かたつむり」小川糸著
家財道具もろとも恋人に姿を消され、故郷に戻り実家のそばで食堂を開くりんご（倫子）
いつしか「食堂かたつむり」で食事をすると願いごとが叶うという噂が広まっていった
食とは命を頂くという事
せっかくの命、おいしく余すことなくすべて頂かなければ命に失礼ですね
「おかん」のペットのエルメスを、おかんの提案どおり、おかんの披露宴に倫子はすべて使って世界旅行のような料理をつくりあげます
死後になって判る祖母の生き様、おかんの生き様
いろんな道があって、どれを選ぶのもその人の選択次第
人によって何が幸せかも違うから　コレが正解！なんてひとつもない
何が正解なのか。。。ホントにわかりませんね。。。
もっとガッツリと響くお話を期待してたけど…
ハードボイルドな物語が好きな人には不向きなお話です